少年野球のシューズのサイズ選び|私がやらかした3つの失敗

スパイク・シューズ

子どもが野球を始めると、靴は1足では足りません。スパイク・アップシューズ・室内シューズ。少なくとも3種類が要ります。

私は野球をやったことがありません。何がどう違うのかも分からないまま、お店に行きました。

その結果、サイズ選びで3つ失敗しました。

この記事では、その3つの失敗と、ミズノ公式サイトで確認した「正しいサイズの決め方」をお伝えします。同じ失敗をする親御さんが、ひとりでも減れば嬉しいです。

ド素人のおやじくん

この記事で言う「アップシューズ」は、メーカーの公式サイトでは「トレーニングシューズ」と書かれています。呼び方が違うだけで、同じものです。

結論:この3つだけ守れば失敗しません

この記事の結論

  • 試着は「野球用の厚い靴下」で行く(普段の薄い靴下で合わせると、本番でサイズが変わります)
  • かかとを合わせてから、ひもを締める。その状態で、つま先の余りが約1cm
  • 室内シューズは安くていい。ただし、ひもではなくマジックテープ

理由は、このあと順にお話しします。まずは「3種類ある」という前提から整理させてください。ここが分からないまま買いに行くと、私のように失敗します。

まず整理:野球の靴は3種類ある

種類 使う場面 靴底
スパイク 試合本番 金属・樹脂のスタッド(突起)付き
トレーニングシューズ
(アップシューズ)
普段の練習・試合前のアップ 細かい凹凸はあるが、ほぼ平坦
室内シューズ 体育館・室内練習場 床を傷めない仕様

なぜ、練習用にもう1足いるのか

「スパイクがあるなら、それで練習すればいいのでは」と私は思っていました。ミズノの公式サイトには、理由が2つ書かれています。

  • 子どもの足の負担を軽減できる … スパイクは突起がある分、足への負担が大きくなります
  • スパイクとの使い分けができる … スタッドは履くほどすり減ります。分けて使えば、その分もちます

つまり、アップシューズは「あったほうがいい」ではなく、足を守るための靴という位置づけです。

※正式には、小学生の軟式野球は「学童野球」と呼びます。本記事では一般的な呼び方に合わせて「少年野球」と表記します。

サイズの正解は「つま先の余りが1cm」

先に答えを書きます。実寸より1cm程度の余裕です。ミズノの公式サイトには、こう書かれています。

実寸より1cm程度余裕を持たせると、フィットしやすくなります

子ども向けのページでも、同じ数字が示されています。

目安として、実寸より1cm前後余裕を持ったサイズのシューズをお選びいただくことをお勧めします

測り方には、順番があります

ここが一番大事です。順番を間違えると、正しく測れません。

  • ① かかとを合わせる … 先につま先を合わせない。かかとが先です
  • ② 靴ひもを締める … ゆるいまま測っても意味がありません
  • ③ つま先の余り(捨て寸)が約1cmか確認する

「捨て寸」とは、つま先にできる余白の空間のことです。ミズノ公式には「踵を合わせて靴紐を締めた際に、捨て寸が1cm程度あれば、足にフィットしている」とあります。

ド素人のおやじくん

私はこの順番を知りませんでした。つま先から合わせて「少し余っているからOK」と見ていたと思います。かかとが浮いていたら、その1cmはあてになりません。

やってはいけないこと

「成長を見越して、大きめを買っておこう」——これはミズノ公式が、はっきり避けるように書いています。

理由はこうです。「大きいサイズのトレーニングシューズを履くと、ブカブカで動きにくくなるだけでなく、転んで怪我するリスクも上がってしまいます」

長さだけでなく、幅(ワイズ)も見る

日本の靴のサイズは、JIS規格で「足長(かかとから一番長い指の先まで)」と「足囲(親指と小指の付け根を一周した長さ)」をもとに決められています。

この足囲から決まるのがウィズ(ワイズ)です。表記は、幅の狭いほうから E → EE(2E) → EEE(3E) → EEEE(4E) と広くなります。ミズノによると、日本人の標準はEE(2E)です。

長さは合っているのにきつい。あるいは、中で足が泳ぐ。そういうときは、幅が合っていない可能性があります。

【体験談】素人の親がやらかした3つの失敗

ここからは、この記事を書いている私自身の話です。

はじめにお断りしておくと、私は野球経験者ではありません。子どもが野球を始めてから、ド素人なりに少しずつ学んできただけの親です。

——アップシューズと室内シューズ、どちらで「しまった」と思いましたか?

ド素人のおやじくん

おやじくん

両方とも失敗しました。

——どんな失敗でしたか?

ド素人のおやじくん

おやじくん

普段用の靴下(少し薄い)をはいた状態で試着して、購入してしまいました。

先を見越して少し大きめのサイズを選びたかったのに、その時点でちょうどよい「ぴったりサイズ」を買ってしまったのです。

——その結果、実際にどうなりましたか?

ド素人のおやじくん

おやじくん

短期間で履けなくなってしまいました。

子供の成長はめざましいものがあって、靴底が擦り切れたり、破れてしまう前にサイズアウトとなりました。

だましだまし使えましたが、次からは選び方を変えました。

——今、同じ場面に戻れるとしたら、どう選びますか?

ド素人のおやじくん

おやじくん

野球用の厚い靴下を持参して試着します。そのうえで、つま先の余り(捨て寸)を意識して、気持ち大きめを選びます。

そして買い替え前提で、価格を抑えたモデルにします。特に室内用は、雨天時等にしか履かず、使用頻度が低いので安価なものでOKです。

あと、室内シューズを紐付きのものにしましたが、マジックテープにすればよかった。子供が一人でうまく結べず、すぐにほどけてしまうという弊害がありました。

補足:失敗の正体は、試着のときの「靴下」でした

あとから考えると、1つ目の失敗の原因ははっきりしています。試着したときと、実際に履くときで、靴下が違ったことです。

  • 試着したとき … 普段用の薄い靴下
  • 実際に履くとき … それより厚い野球用のソックス

薄い靴下でちょうどよかった靴に、厚い靴下で足を入れる。結果として、買ったつもりより小さい靴になります。

私は「先を見越して、少し大きめを選んだ」つもりでいました。ところが厚いソックスを履かせた時点で、その余裕は消えていたわけです。買った本人が、失敗に気づきにくいタイプの失敗でした。

試着に持っていくもの

本番で履く、野球用のソックス。これ1つです。持参して履き替えてから、かかとを合わせてひもを締めてください。

ド素人のおやじくん

正直に書いておきます。この「試着のときの靴下」について書いているメーカーの解説を、私が探した範囲では見つけられませんでした。だからこそ、自分の失敗としてここに残しておきます。

靴は、すり減る前にサイズアウトしました

2つ目の失敗は、買い替えの時期を読み違えたことです。

私は「丈夫で長持ちするもの」を選ぼうとしていました。でも実際に起きたのは、その逆でした。靴底が擦り切れる前に、足のほうが大きくなった。

ミズノの公式サイトにも、こう書かれています。

小学生は成長が早いため、足にフィットしているかこまめにチェックすることがおすすめです

ここから、選ぶときの軸が変わります。

判断の軸

少年野球のシューズは、すり減って買い替えるのではなく、足が大きくなって買い替える。

だとすれば、耐久性に多くのお金を払っても、活きる前に出番が終わります。それより「またすぐ買う」前提で予算を組むほうが、現実的でした。

お金のかけどころ(室内シューズは安くていい)

3種類すべてに、同じだけお金をかける必要はありません。履く回数が、まったく違うからです。

種類 履く場面 お金の考え方
スパイク 試合本番 足に合うことを最優先にする
トレーニングシューズ
(アップシューズ)
普段の練習・試合前のアップ 履く回数が一番多い。ここも足に合うものを
室内シューズ 体育館・室内練習場
(雨天時など)
使用頻度が低い。安価でよい

ただし、室内シューズは「留め方」で失敗しました

安いものでいい。でも、ひもにしたのは失敗でした。

理由は単純で、子どもが一人でうまく結べないからです。結べたとしても、すぐにほどけます。ほどけたまま走れば、それだけで危ない。

私の結論

室内シューズは、マジックテープ(ベルト)を選んでください。「安く買う」より先に、ここを見たほうがいいです。

なお、グローブのサイズ選びについてはこちらの記事にまとめています。こちらは、数少ない「うまくいったほう」の話です。

まとめ:買う前のチェックリスト

# 確認すること
1 野球用の厚いソックスを履く(または持参する)
2 かかとを合わせてから、ひもを締める
3 つま先の余り(捨て寸)が約1cmあるか
4 幅(ワイズ)は合っているか。きつい・泳ぐなら見直す
5 室内シューズはマジックテープか
6 成長を見越して大きすぎないか(踏ん張れず、転倒のリスク)

私がやらかしたのは、①薄い靴下で試着した ②買い替えの時期を読み違えた ③室内シューズをひもにした——この3つです。

どれも、買う前に5分あれば防げたことでした。

靴は、子どもが練習中ずっと身につけている道具です。ここが合っていないと、痛い・走りにくいが毎回ついてきます。お店に行く前に、上の6つだけ見ていってください。

出典・参考

※サイズ表記やワイズの展開は、メーカー・モデルによって異なります。購入前に必ず各メーカーの最新情報をご確認ください。

※この記事の体験談(水色の吹き出し)は、私自身が実際に買って、子どもに使わせた記録です。解説部分は、上の公式サイトで確認した内容をもとに書いています。→ このブログを書いている人について

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